衝撃【渋谷で働く社長の告白】読んだ感想

◆この本と出会った経緯

 

僕には毎月の楽しみがあります！！

月に2,3回開かれる焼肉屋で行われる飲み会！

（こげ先生はお酒が大好きです…笑）

 

福井で塾を経営している先輩の方々と焼肉屋さんに行き

アルコールで頬を赤く染めて大きな夢を語り合う会です！

 

尊敬する先輩経営者の方から

「福井で経営をしているのであれば…この本を読むべき！」

と、紹介されたのが【渋谷で働く社長の告白】でした。

 

この本の著者が、サイバーエージェント創設者の藤田晋氏です。

藤田社長は、1972年に福井県で生まれました。

藤田社長は若くしてプログラミングに興味を持ち、大学在学中にウェブサイト制作の仕事を始めました。1996年、藤田氏はわずか23歳のときに、友人の川上量生氏とともにサイバーエージェントを設立しました。

（今の僕の年齢も23歳です…）

当初は個人ウェブサイト制作の会社としてスタートしましたが、その後、インターネット広告やウェブメディアなど、幅広いインターネット関連事業を展開。

 

藤田社長は、急速に変化するデジタルメディアの世界で優れた経営手腕を発揮し、サイバーエージェントを日本を代表するインターネット企業の一つに成長させました。

彼はイノベーションと起業家精神を重視し、多くの若い起業家たちに影響を与えています。
 

そんな藤田社長が書いた「渋谷で働く社長の告白」は、深い感銘を受ける作品でした！

特に、社長の内面の葛藤と変化の描写には心を打たれました。

 

◆物語の概要

「渋谷で働く社長の告白」は、渋谷で成功を収めた社長の内面の葛藤と変化を描いた物語です。

物質的な豊かさを手に入れた社長は、自己の目標や価値観を見失い、孤独感や労働のプレッシャーに苦しむ姿が描かれます。藤田社長は忙しい渋谷の繁華街で、人間関係や人生の意味について考え始めます。

失ったものや犠牲になったものに気づき、人間的な喜びや満足感を求めるために新たな道を探す決意をします。物語は、現代社会における成功と幸福の追求について問いかけ、読者に自己探求や変革の意義を示唆していました！

 

◆この本を読んだ個人的な感想

一般的に現代社会の成功の定義は…【社会的地位】だと感じます。

いくら稼いでいるか？
どんな役職、肩書きか？

確かに、この本を読むとみんなが憧れる成功への道筋みたいなものを想像することが出来ます。
 

時価総額〇〇円の若手社長！

最年少上場の〇〇！

成り上がりの成功者！

 

確かに、

かっこいいよなぁぁ笑

 

結果のみに注目すると憧れの対象となり得ますが、、

過程で訪れる猛烈な苦悩や葛藤に耐えられる自信が僕にはありません笑

 

現代社会はインターネットが普及し、YouTubeなどで成功者の【ポジティブな面】ばかりが若者に露出する事により、解像度の低い目標を掲げる子供達が増えてきている気がします…。

 

『俺はビッグになる！』

『超お金持ちになってやる！』

こういった子供達が増えてくる事自体はめっちゃ良い事だと思います！
でも、その分、現実に耐えきれなくて人生を棒に振ってしまう若者も多いんだろうな〜って思えます。

 

ネガティブな意見をしたい訳ではありません。
僕が思ったのは１つだけです。

自分の幸せの定義に他者評価を入れず

信念を曲げない事が大事だと思います。

 

他人と比べてお金を持っているから幸せ。
他人と比べて能力が高いから幸せ。

他人よりも偏差値が高いから幸せ。

 

他人との比較が自分の幸せの基準になっていると

いつまで経っても幸せにはなれないと思うんですよ。
 

年収1000万円になったとしても

年収1億円の人もいれば、1兆円の人もいる。

比べ出したらキリがない…マジで。

 

劣等感を武器にして成長できるタイプの人も中にはいますけど…

限度がある気がすると、僕は思うんですよね…

 

藤田社長は【お金持ちになりたかった】から努力した訳ではありません。

藤田社長は『２１世紀を代表する会社を作る！』という理念があったからこの苦難に立ち向かえたと思います。

 

そこを勘違いしちゃうと、返って危ないと思いました！

 

自分の幸せの定義を自分で決める。

情報が民主化されSNSで他者との比較が日常になりつつあるこの社会。

他人は他人！自分は自分！

自分の軸を持って胸はって生きていく事が大事です！！笑
 

 

世界一貧しい大統領ホセ・ムヒカが素敵な言葉を言っていました。

 

貧乏な人とは物を少ししか持っていない人

の事ではなく

いくらあっても満足できない人の事。