【自己紹介】高校の部・井上芳です|KOGE塾
2026/09/25
【自己紹介】
高校の部・井上 芳です。

CHAPTER 01はじめに(挨拶と導入)
KOGE塾のブログをご覧の皆様、はじめまして。
高校の部で英語と数学を担当しております、
井上 芳(いのうえ かおる)と申します。
福井の地に赴任して、早いもので1年半が過ぎました。
日頃より、大切なお子様を当塾にお任せいただいている保護者の皆様、
そして毎日机に向かっている生徒の皆さん、
本当にありがとうございます。
「4階でほぼ高校生の授業だけを担当している先生は一体何者なんだろう?」
そう思われている生徒や保護者の方も多いかもしれません。
実は私は、現在50歳。
福井にやってくる前は、少し変わった人生の紆余曲折を経験してきました。
今回は、私がなぜこの福井の「KOGE塾」で、
もう一度教育という仕事に携わることにしたのか、その理由をお話しさせてください。
CHAPTER 02兵庫の公立高校で23年!
現在、私はKOGE塾の高校の部で、主に「英語」と「数学」の指導を担当しています。
「文系と理系、真逆の教科をなぜ一人で教えられるの?」
と驚かれることもありますが、それには理由があります。
実は私は、福井に来る前、兵庫県の公立高校で23年間、数学の教師として教壇に立ち続けてきました。
そのキャリアの中で、私は学校の受験の要である「進路指導部長」という大役も任せていただきました。
多くの高校生や保護者の皆様と面談を重ね、人生の岐路に立ち会ってきた経験があります。
そのため、自分で言うのも少し気恥ずかしいのですが、「進路指導」および「数学の入試対策指導」には
自信を持っています。
大学入試の動向を見抜き、生徒がどのレベルからでも現役合格を掴み取るための戦略を立てることは、私の教師人生の核となっています。
CHAPTER 03教職からの引退、そして憧れの地・北海道富良野への移住
23年間、全力で駆け抜けてきた教師生活でしたが、世界を襲ったコロナ禍の中で予想もしない転機が訪れました。
実は私は、アルコールに対して非常に強いアレルギーを持っています。
コロナ禍において社会全体でアルコール消毒が義務化される中、その環境下での勤務が私の体調に大きな影響を与えるようになってしまったのです。
大好きな教育の現場、そしてプライドを持って取り組んでいた進路指導の仕事を離れることは、苦渋の決断でした。
しかし私は、これを神様がくれた「次の人生へ進むためのサイン」だと前向きに捉えることにしました。
なぜなら私には、以前から「いつかは大自然に囲まれて暮らしたい」
という強い憧れがあったからです。
特に北海道の富良野市は、定年後に移住しようと心に決めていた、私にとっての「聖地」でした。
「定年を待つ必要はなくなった。
今こそ、憧れの地へ飛び込もう」
そうして私は兵庫を離れ、4年間にわたる富良野での新しい生活をスタートさせました。
富良野での日々は、毎日が新鮮な感動と大自然のエネルギーに満ちあふれていました。
夏はラフティングツアーのガイド、冬はスキー場での仕事など、文字通り年中ノンストップで大自然を遊び尽くす日々でした。
その富良野のスキー場では、私の人生の宝物になるような、信じられない貴重な出会いもたくさんありました。
- 憧れの伝説のスキーヤー・木村公宣さんとのツーショット
- ミステリー小説の大家・東野圭吾さんとの直接の会話
- 国民的スター・郷ひろみさんのスキーブーツの着脱をお手伝いし、お子様のお相手をしたこと
そして何より、私の魂が震えるほどの感動を覚えたのが「星空ツアーのガイド」の仕事です。
実は私は、大学時代に「宇宙物理学」を専攻していました。
幼い頃から「いつか宇宙に関わる仕事がしたい」というのが少年時代の夢だったのです。
高校の数学教師としてはなかなか活かす機会がなかったその知識が、富良野の澄み切った満天の星空の下で、最高の形で花開くことになりました。
初めてお客様の前に立ち、宇宙の神秘について語ったあの夜のことは、今でも忘れられません。
「子どもの頃の夢が、50歳を前にして今、叶っているんだ」と、
感動で身体が震えるのを感じました。
CHAPTER 04「夢」が育てた英語力
富良野での観光の現場は、世界中から人が集まるグローバルな場所でもありました。
そこでもう一つの強力な武器となったのが「英語」です。
私の英語の歴史は、実はかなり幼い頃にまで遡ります。
先ほど「少年時代の夢は宇宙関係の仕事」とお話ししましたが、その夢を叶えるためには英語が絶対に不可欠だと子供ながらに考えていたのです。
そのため、中学校に入る少し前から、学校の教科書とは一線を画す「生きた英語」の教材を自分で見つけ、夢中で学び始めました。
その結果、大学を卒業する頃には、仕事でも英語が使える力が身についていました。
大学時代には留学も経験しましたが、それは英語を学ぶためではなく、「すでに身につけた英語を、ツールとしてどう実践で使うか」を学ぶための留学でした。
教員時代にオーストラリアへの交換留学の引率を単独でこなせたのも、この積み重ねがあったからです。
ですから、富良野での英語によるアウトドアの安全説明や、星空解説といったビジネスの現場は、私にとって英語を磨く場ではなく、「培ってきた本物の英語力を、いかんなく発揮し、実践する場」でした。
現在、私がKOGE塾で「数学」だけでなく「英語」も担当しているのは、この経験があるからです。
数学が持つ「論理的な思考(ロジック)」と、
英語が持つ「背景にある文化や伝えたいメッセージ(表現力)」。
私の授業では、ただ受験のためだけに丸暗記する英語ではなく、「将来、自分の世界を広げるために本当に使える英語」を伝えています。
ほんの週に一度の授業で、実際に使える英語力が身につくとは思っていません。
しかし、英語に興味を持ってもらえたり、さらに、将来英語を使うとなったときに、どのようなことを学ぶべきなのかの足がかりにはなると信じています。
が、
I like learning English.
になればいいなと願いながら、日々の授業を行っています。
そして数学では、進路指導部長としてのノウハウをフルに活かし、入試の難問をパズルのように解き明かす楽しさを指導しています。
CHAPTER 05ヤンチャだったかつての教え子「こげ先生」からの熱烈なオファー
富良野の大自然に囲まれ、セカンドライフを謳歌していた私の元に、一本の連絡が入りました。
画面に表示されたのは、懐かしい教え子の名前。
それが、いま皆様から「こげ先生」として親しまれている、KOGE塾の創設者・古家一(こげいち)でした。
高校時代の彼は、教員たちの間では「とてもヤンチャで手のかかる生徒」として有名でした(笑)。
しかし、担任や数学の授業を通じて彼と深く関わっていた私は、彼がひとたび勉強に向き合ったときの真摯な姿勢、そして物事の本質を見抜く抜群の能力に、当時から一目置いていたのです。
そんな彼が20代半ばになり、福井で自ら学習塾を立ち上げ、私に声をかけました。
「井上先生、
僕の夢を叶えるのを手伝ってください」
大人になった彼から真っ直ぐにその言葉をぶつけられたとき、胸の奥が熱くなるのを感じました。
かつて自分が教壇から見守っていた教え子が、今度は一人の教育者として、私を必要としてくれている。
彼の実直な人柄と、福井の教育にかける熱い想いに触れ、私は「こげの夢を一緒に追いかけたい」と、福井への移住と50歳での再挑戦を決意しました。
ちなみにその時、彼は「先生、5年でベンツを買えるようにしますから!」
という、いかにも彼らしい冗談交じりのセリフで私を口説いてくれました。
そんなユーモアと野心も含めて、「よし、この男に私の23年の教員経験をすべて賭けてみよう」と思わされたのです。
CHAPTER 06カルチャーショックも楽しむ!福井での1年半と「冬の天の川」
福井に赴任して、早いもので1年半が経ちました。
こちらに来て、授業の合間によく生徒たちに話す、お決まりのネタがあります。
それは、
「福井には、冬がない!」
ということです。
「先生、何を言ってるんですか!雪がすごくて大変ですよ!」
と生徒たちからは総ツッコミを受けますが、マイナス数十度の北海道富良野で過ごした私から見れば、福井の冬は驚くほど穏やかで過ごしやすい、南国のようなものなのです(笑)。
玄関開けたらダイヤモンドダスト、濡れタオルが凶器になる気温が恋しいです。
福井のKOGE塾に来て何より驚いたのは、生徒たちが本当に人懐っこいことです。

私はコテコテの関西弁で授業をします。
そのため、時折休み時間などに生徒同士が福井の言葉で盛り上がっていると、実は何を話しているのか全く聞き取れていないこともあります。
「今のわからなかった」「福井の言葉、トーンに温かみがあっていいね」というと、
生徒たちの多くは自分には訛りはないというかのような反応が返ってきます。
そこは関西人と同じなのね?と思いながら、そんな日々をエネルギーにしています。
そして、この1年半の中で、忘れられない最高の思い出があります。
それは、KOGE塾の「夏の合宿」での出来事です。
夜、私は富良野での星空ツアーガイドの経験を活かし、生徒たちを連れて夜空を見上げました。
福井の夜空に広がる美しい「天の川」をみんなで一緒に見つめながら、宇宙の魅力を語りました。
その最中、夜空をいくつもの流れ星がスーッと横切っていったのです。
「あ!流れ星!」と歓声をあげる生徒たちのキラキラした笑顔を見たとき、私は確信しました。
場所は北海道から福井へと変わったけれど、私は今、最高の生徒たちと、最高の教育の現場に立っているのだと。
CHAPTER 07結び〜KOGE塾の生徒たちへ、そして保護者の皆様へ〜
最後に、このブログを読んでくれている生徒の皆さん、そして保護者の皆様へ、私の心の底からのメッセージをお伝えしたいと思います。
生徒の皆さん。
高校生活、あるいは10代という時間は、皆さんが想像している以上に短く、限られた貴重な時間です。
だからこそ、自分の目標や夢を叶えるために、この塾で過ごす時間を一分一秒でも有効活用して学んでいってほしいと願っています。
そして、もう一つだけ、忘れないでほしいことがあります。
皆さんが毎日、冷暖房が効いた安全な教室で勉強できているのは、決して当たり前のことではありません。
皆さんの将来を誰よりも応援し、塾の費用を出し、毎日送り出してくださる保護者の方々の深い愛情と支えがそこにあるからです。
その感謝の気持ちを、日々の勉強に向かう「エネルギー(糧)」に変えてください。
「支えてくれている人のために、もう一問だけ解いてみよう」と思える
強さを持ってほしいのです。
何度注意しても、通塾してからの多くの時間をスマホの動画やゲームに費やす生徒さん、そろそろ「エネルギー(糧)」を正しい方向に使いませんか?
私の仕事は、皆さんの努力をサポートすることです。
努力の火種は皆さんの内にあり、それを大きくするのはあなたたち自身です。
少々やんちゃだったけど可愛くてしょうがなかった教え子「こげ先生」が作ったこの素晴らしいKOGE塾で、皆さんが自分の手で未来を切り拓いていく姿を、私はこれからも一番近くで応援し続けます。
これからも、KOGE塾と井上を、どうぞよろしくお願いいたします!
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高校生の人間力を福井で育成
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